マグロの種類と漁場
高度回遊性魚類の代表格であるマグロは世界中に分布しています。
こちらの動画では主要5種類を紹介します。
マグロの漁獲方法
マグロの各漁法の特徴を紹介します。
はえ縄漁
はえ縄漁は、100km〜200km(焼津から東京まで)の一本の長い幹縄に約3,000本もの枝縄と釣針を付けて魚を獲る漁法で、回遊魚を獲るのに適しています。 魚を一尾ずつ取り上げるため、傷付けることなく高品質な魚を漁獲することができます。
まき網漁
まき網漁は、魚群探知機・ソナー・ヘリコプターなどを使って、魚群・魚影・鳥山を発見すると、周囲に魚網を円形状に入れて魚を囲み込み、 網を徐々に狭めて下側を閉じることで袋状にして魚を漁獲する方法です。
マグロの部位
有名な大トロや中トロ、赤身以外も、余すことなく美味しいマグロの部位をご紹介します。
CHECK
- 背背には頭側からカミ・ナカ・シモがあり、尾に向かうにつれ脂が薄くなります。
- 赤身 赤身は中心部にあり、スジが弱いため柔らかく、マグロ特有の味が濃い部分です。
- 腹 腹カミが大トロ、腹ナカが大トロと中トロ、腹シモが中トロとなっております。
- カマ カマはエラの後ろ部分にあり、そのまま焼いて食べるのが一般的です。
- カマトロ 脂がのり旨味は、大トロに負けない美味しさがあります。
- 脳天 脂がのり味も濃厚で、加熱用としての調理が多い部位です。
- ほほ肉 脂がのり旨味は、大トロに負けない美味しさがあります。
- 尾肉 尾肉は、基本的に加熱用でテールステーキとして食されています。